To build may have to be the slow and laborious task of years.
To destroy can be the thoughtless act of a single day.
(築き上げることは、多年の長く骨の折れる仕事である。
破壊することは、たった一日の思慮なき行為で足る。)
英国の首相でありノーベル文学賞受賞者でもあったウィンストン・チャーチルの言葉です。
これほどの知の巨人をトップリーダーとして掲げたはずの英国が何故!?と頭を抱えたBrexit(英国のEU離脱)から4か月半。
米国は遂にドナルド・トランプ候補を次期大統領として選出しました。20世紀の多くの大戦を経て、人類が学びとり築き上げてきた安定や秩序、寛容や節度といったレガシーが音を立てて瓦解する、私にとってはそんな瞬間でした。
勝利宣言でトランプ氏は「米国を再建し、アメリカンドリームを復活させる」と述べたようですが、特定の人種や宗教あるいは女性に対する差別的発言を繰り返し、偏狭なナショナリズムを下品な罵詈雑言をまくし立てて助長する人物が、超大国アメリカを率いる大統領に選ばれたことは、アメリカンドリームというより「アメリカン・ナイトメア」以外の何物でもありません。
(後略)
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