畑恵 ブログ

畑恵のブログです

首位打者&ベストナイン!〜吉鳥から届いた朗報

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今週月曜日の昼下がり、神棚の御清めをしていたところ、それは美しい一羽のオナガが拙宅のベランダ、それも手を伸ばせば届くほどの近さに飛来しました。
 
この日は天気予報に反し、昼過ぎから重い雲が吹き払われ、空がグングンと高く蒼く澄み渡り、刷毛でサーっと撫でたような極薄の絹雲がたなびく様にしばし見惚れていたのですが、舞い降りたオナガの羽色はその空色を映したように高貴で優美、胸の空くような美しさでした。

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都心では見かけることも滅多にないオナガの来訪にびっくりし、確か尾長鳥は古来より吉祥で、飛来した先に吉報をもたらすはず・・・などと思いをめぐらしていたところ、作新学院から明治大学に進学した添田真海(まなみ)選手が、東京六大学野球で優勝、首位打者ベストナインの三冠を決めたという朗報が届きました。

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これまでプロ野球選手を含め、数多くの選手たちを作新の硬式野球部から送り出して来ましたが、最も作新らしいプレーヤーは誰かと問われたら、私は迷うことなく「添田真海」と答えます。
 
体格は小柄ながら、走・攻・守すべてが揃った実にハイレベルな選手で、高校1年生から3年間、チームの要として活躍し甲子園連続出場を支え、県の優秀選手として毎年表彰を受けました。


(後略)

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ノーベル賞受賞者 梶田隆章先生を迎えて〜JVF設立25周年記念講演会〔後編〕

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梶田先生の基調講演、トークセッションに引き続き、「ジャパン・ビジョン・フォーラム(JVF)」設立25周年を記念しての懇親会を開催しました。

冒頭のご挨拶は、当会が発足した当初から発起人をお引き受け下さっているユネスコ第8代事務局長の松浦晃一郎大使に、発起人の皆様を代表してお祝辞を頂戴しました。

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松浦大使には、国会議員を務める以前に私がパリに在住していた折、駐フランス大使として何かとご高配を賜わり、奥様にも大変良くして頂きました。

また、議員となり松浦大使がユネスコ事務局長となられてからも、パリを訪れる度にユネスコ本部に招いて下さり、国際文化交流などについて細やかにご指導を頂きました。

松浦大使が帰国されてからも、「一般社団法人アフリカ協会」の会長を務められていることから、私がタンザニアに教育の機会に恵まれない女子生徒のため、全寮制の中学校を建設したいのですがと相談すると、すぐその場で携帯から福田康夫元総理に連絡して下さり、そのお蔭で無事に外務省へと話がつながり、中学校建設を実現することができました。

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最近では、話題の「貴乃花道場」の理事長に就任され注目を集めてらっしゃいますが、本当にエネルギッシュに世界を股にかけ人間関係を築かれている方で、パリ時代はランチミーティングなどでお会いするたび、「今日はアフリカの◯◯から朝4時に戻って、テニスでちょっと汗を流してからシャワーを浴び、ここに来ました」と、よくおっしゃっていました。

そうした人並み外れた努力やきめ細やかな配慮、誠実なお人柄が積み重なった結果として、ユネスコという国際機関のトップとして1999年にアジアから初めて選出され、その後は全会一致で再任されるなど、高い評価を受けました。

2期10年の在任中は、ユネスコの組織改革に徹底的に尽力され、縁故人事や不透明な経理が横行していた組織内の行財政改革を断行された結果、それまで放漫運営を理由にユネスコを脱退していたアメリカを2003年復帰させることも実現されました(残念ながらアメリカはパレスチナ加盟をめぐってユネスコと対立し、昨年末にまた脱退してしまいましたが…)。

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松浦大使に続いては、この日はご出席が叶わなかった発起人の皆様など、御三方から頂戴したメッセージビデオを披露させて頂きました。


まず、当会の発起人のお一人で京都大学第22代総長の井村裕夫先生です。

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(後略)


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「ノーベル賞受賞者 梶田隆章先生を迎えて〜JVF設立25周年記念講演会〔前編〕」

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国会に初当選以来、主催して来ました政策研究会「ジャパン・ビジョン・フォーラム(JVF)」が、今年で設立25周年を迎えることとなりました。
 
これまで変わらぬご支援を下さった皆様方に、心から御礼を申し上げます。
 
これを記念して先週、東京大学宇宙線研究所長で、ノーベル物理学賞受賞者の梶田隆章先生をお迎えし、記念講演会を薫風吹きそよぐ綱町三井倶楽部で開催しました。

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最も小さいと考えられる素粒子であるニュートリノに質量があることを発見してノーベル賞を受賞された梶田先生は、ご自身の分野のみならず基礎科学全般の重要性を熱心に発信して下さる研究者としても知られています。
 
現在、私が教育と並行して取り組んでいる自民党政務調査会での「科学技術基本問題小委員会」でも、昨年末にご講演いただきました。
 
党本部へのご出講のお願いに研究所へご挨拶に伺った際も、ほぼ初対面であったにもかかわらず委員会の趣旨をお伝えすると即座に快諾の上、その場で梶田先生ご自身が手帳を出され日程調整して下さったことには本当に感激しました。
 
党本部での講演でも、スーパーカミオカンデやKAGURAといったご自身の研究活動については一切触れず、基礎科学の普遍的な重要性と、国立大学の運営費交付金の削減により多くの研究者たちが直面している窮状を訴えるためだけに、すべての時間を費やされました。

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(後略)

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「日本の科学技術、その復興に向けて ~「基本問題小委員会」とりまとめ(2)」

《科学技術イノベーション戦略調査会
基本問題小委員会 とりまとめ》
 2019.4.23
 
【エピローグ】
 
科学技術政策は開国まもないかつての日本にとっても、経済発展や安全保障の基盤を担う最重要課題であり、明治政府は多くの外国人を日本に招致し、急速な近代化を成功させた。
 
その中の一人で、日本の医学の発展に多大な功績をあげたドイツ人医師 エルヴィン・フォン・ベルツ博士は、

 「日本人は科学を機械のように思っているが、西洋ではギリシャ以来、土地を耕し種をまいて科学の樹を育て、果実を実らせてきた。日本人はそれを理解せず果実だけをとろうとしているが、それは誤りである。」

と、日本の科学の発展を心から願っていたからこその苦言を呈した。
 
 
種が発芽しその芽が育つ健全な大地が無ければ、健全な「科学技術の樹」は育たず、社会を豊かにするシーズやイノベーションといった果実も生まれない。
 
またそれぞれの樹(研究分野)が育ち立派な森(科学技術立国)となるためには、成長が早く成果が分かりやすい針葉樹と、成長に時間はかかるが多くの実りをもたらす広葉樹が共存し、多様な生物が互いに支え合い、つなぎ合う生態系の構築が必須である。
 
同時に、大きな果実を得るためには、無数についた若実や若木(研究萌芽)から最後まで育て上げる候補を選ぶ、「目利き」が欠かせない。
 
技術と経験に裏打ちされた摘果や間伐作業(適正な評価)と、的確な施肥(予算投入)や成熟期間(研究期間)が揃うことにより、真に豊かな実りはもたらされる。
 

(後略)


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「日本の科学技術、その復興に向けて ~「基本問題小委員会」とりまとめ(1)」

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平成も幕を閉じようとする今月23日、昨秋から取り組んで来た自民党科学技術イノベーション戦略調査会「科学技術基本問題小委員会」(船田元委員長)のとりまとめ文書が、自民党・政審(政務調査会審議会)で正式に承認されました。

委員会発足当初、このブログでもご紹介した通り[https://ameblo.jp/japanvisionforum/entry-12416888076.html]、「基本問題小委員会」は国際競争力の低下により深刻な危機を迎えている日本の科学技術、中でも低迷が著しい「基礎科学の振興」と、困窮し減少する「若手研究者の支援」などを柱に設立されました。

これまでに、本庶佑氏、山中伸弥氏、梶田隆章氏、大隅良典氏など5名のノーベル賞受賞者をはじめ、科学界・産業界を代表する20余名の方々を講師として迎え、現在の科学技術政策に関する問題点の洗い出しや分析、解決に向けた検討を続けて来ました。

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委員会開催中は、基礎研究の重要性に対し懐疑的な議員から批判的発言や欠席が相次ぐなど、会の存続自体が危ぶまれる時期もありましたが、その度に本庶先生から頂戴した「有志竟成」の色紙と対峙し、(志があれば、必ずやり遂げられる!)と強く自らを鼓舞し、どうにかこうにか「とりまとめ文書」を書き上げるところまで、たどり着くことができました。

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このように審議中は大変難航した委員会でありましたが、とりまとめ段階では幹部議員からも一定の理解を得ることができ、なんとか党本部から申し渡されていた期限内に審議・承認の運びとなりました。

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今後は日本の科学技術の復興に向け、とりまとめ文書に盛り込んだ政策提言の実現を図るべく、「政府・骨太方針」や「科学技術白書」などへの反映に引き続き取り組んで参ります。

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この「基本問題小委員会」は、今後も党本部で活動を継続しますが、基礎研究を重視した科学技術イノベーション政策の振興については、“令和”の時代からは超党派での展開も模索して参ります。

政・官の政策担当者に、研究、教育、医療、産業など各“現場からの声”を届けることを第一の使命として活動を続けて行きますので、今後とも宜しくお願い致します。

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それでは、次の文章が基本問題小委員会の「とりまとめ」となります。

「プロローグ」と「本文」を、平成最後の日となる本日、「エピローグ」を令和幕開けのブログに掲載し、私の科学技術復興への“誓い”とさせていただきますので、少々長文ですがご笑覧いただければ幸いです。

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(後略)


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