(前略)
しかし、こうした状況が進めば進むほど急務で必須となるのが、「オンライン教育環境の整備」です。
本学の児童・生徒たちは、現在、それぞれの家庭で用意された端末によって学院とつながっていますので、スマホですと画面に映し出せる画像が4名に限られてしまい、ホームルームを実施するには無理があります。
やはり全児童・生徒に1人1台ダブレットの配布を、できるだけ早期に実現する必要があります。
しかしオンライン環境整備に対する、政府や自治体による私学への助成は、公立に比してかなり低い水準に留まっており、公立・私学の格差なく全児童・生徒全員がオンライン教育を受けられる環境を、国は補正予算を投じて一刻も早く実現すべきです。
また各家庭のWi-Fi環境についても格差があり、さらに保護者がテレワーク中や不在の間は子どもたちは端末が使えないため、現在は保護者のテレワーク外での在宅時間(早朝や夜間や休日)を探って、リモート授業やホームルームを実施している状況です。
本学には部によっては、経済的に端末やWi-Fi環境を整備できない家庭の子どもたちもいるので、緊急措置として学院のモバイルWi-Fiやダブレットなどを貸し出すなどしていますが、そうした措置も平等性を欠いてしまいますので、一刻も早い国からの支援が待たれます。
医療崩壊、介護崩壊も大きな危機でありますが、「教育崩壊」は未来へと続く国家最大の危機です。
既に、昼夜が逆転しゲーム漬けになってしまっている子どもたちが相当数出てきている、という報道も耳にします。
どうか政治家や官僚の方々には、「9月始業」によって教育が直面している様々な問題を先送りしないでいただきたい。
この一瞬一瞬も、子どもたちは成長しているのですから。
※全文はこちらをご覧ください。
ameblo.jp
ブログランキングに参加しています。良かったら応援して下さい…
にほんブログ村
日記・雑談 ブログランキングへ
FC2 ブログランキング