今年の誕生日に贈られた一束のブーケ。
フラワーアーティスト イワイ ジュン氏が季節の花々とともに織りなす世界は、“花”という存在がこんなにも人の心を癒し、時として魂を救済するほど偉大な力を持つことをいつも確信させてくれます。
今回のブーケの主役は、ホワイトとピンクのラナンキュラス。花冠の中央が淡いグリーンの花はスカビオサです。あしらいに薄紫のハーデンベルギア、雪柳、そして真っ白なスイトピー。
妖精たちが飛び交うように愛くるしい雪柳は、ほころびかけの梅花がそこはかとない芳香を漂わせるが如く、さりげなく上品に薫ることを初めて知りました。
とびきりの初々しさや透明感に溢れながら、気品と愛らしさを併せ持ち、
にもかかわらず何処か艶めかしさも秘め、それでいて凛とした品性と清潔感は微塵も揺らぐことはない―
そんな理想の女性像を、岩井先生はこのブーケに託して下さったのかもしれません。
(後略)
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