(前略)
このままでは国民も企業も、将来に対する不安がより一層増幅し、消費は落ち込み景気は低迷して、やがて経済も財政も破綻してしまいます。
サプライズ頼みの金融緩和や、カンフル剤のような財政出動を繰り返して目先の成長率を押し上げても、実体経済が改善しなければその効果は一過性で終わってしまいます。後には、混乱と不安定化、そして借金の山が残るだけです。
場当たり的でその場しのぎな政策や、関係省庁からの寄せ集め(永田町では通称「ホッチキス」と呼ばれる)の如き総花的政策はもうこのくらいにして、日本は今、本気で「構造改革」を断行すべき時に来ています。
ドイツのシュレーダー政権が実行し成長を実現したように、労働市場の柔軟化、社会保障制度の抜本改革、規制緩和といった構造改革が待ったなしで求められています。
同時に「イノベーション」政策も、20年一日の如く“掛け声倒れ”のまま進歩を停止した現状から一刻も早く脱却し、加速化する世界競争にキャッチアップしなければなりません、
基礎・応用研究から実用化・産業化まで切れ目のない研究開発体制を構築し、勝負できる分野やテーマを的確に絞り込むための評価システムや、研究者のシーズを社会的ニーズとマッチングさせ実用化・産業化につなげイノベーションを実現させていく促進体制の整備を、国内外の総力を結集して早急に実現しなければなりません。
今、覚悟を決めて構造改革とイノベーションに国を挙げて取りかからねば、この国の未来はなくなってしまう…
“正念場”に立たされているのはアベノミクスだけでなく、日本そのものだと、私はそう思います。
全文はこちらをご覧ください。
消費増税再延期で深刻さ増す日本の危機 ~「構造改革」断行と「イノベーション」促進こそ急務|畑恵オフィシャルブログ
ブログランキングに参加しています。良かったら応援して下さい…
にほんブログ村
日記・雑談 ブログランキングへ
FC2 ブログランキング