畑恵 ブログ

畑恵のブログです

学術の樹

今、日本の「学術の樹」が倒れようとしている。
 
学術とは、研究成果という製品を作り出す機械ではない。
 
アカデミアとは、企業や国家が必要とする人材を製造・供給する工場ではない。
 
「学術」、それは大きな樹木のような“生命体”である。
 
だから、一定の環境が維持されて初めてその生命は繋がれ、成長し、研究成果や人財という果実をもたらす。
 
だがしかし、今、「学術の樹」が立つ大地のほとんどは、水が枯れ土が痩せ荒れ果てている。


(後略)


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旅立ちの時

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作新学院の“旅立ちの時”は、毎年3月1日の高校卒業式から始まります。
 
夜来の雨も上がり、雲間から降り注ぐ春の陽が辺りを優しく包む中、今年も無事、1244名の生徒たちが学院の学舎から巣立って行きました。
 
3月1日は教育に携わる者にとって、とてもめでたく晴れがましい日であると同時に、何より淋しくつらい日でもあります。
 
以前は、卒業式が近づくにつれ際限なく落ち込んでしまい、鬱状態になって寝込んでしまうこともありましたが、この頃はさすがに脳がそうなる前に生徒たちとの思い出が蘇るのをシャットアウトしてくれるようで、なんとか心身を損なうことなく、この日を迎えることができるようになりました。
 
それでも、冬が来てこの日が近づくにつれ、段々と溜息の数が増え、気持ちが塞いで行きます。
 
今年度は、科学技術政策関連の仕事で昨秋から忙殺されていたお陰で、いつのまにかという感じで3月1日を迎えることができ本当にラッキーでした。
 
式典では、戦争が無かった「平成」という時代の最後を飾る卒業生への餞(はなむけ)の言葉として、「信頼」の二文字を贈りました。
 
あまりに平凡過ぎる言葉かもしれませんが、この世のあらゆる営みの根幹を成すのが「信頼」です。
 
それが今、世界中で揺らいでいることが、ポピュリズムの台頭や各地での分断・紛争を生み、世界経済にも大きな影を落としています。
 
英国の劇作家、政治家、教育家でノーベル文学賞受賞者でもあるジョージ・バーナード・ショーは、信頼について次のような名言を残しています。
 
The liar’s punishment is, not in the  
least that he is not believed, but that
he cannot believe anyone else.

嘘つきの受ける罰は人が信じてくれないというだけのことではなく、
ほかの誰をも信じられなくなる、ということである
 

(後略)

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AI時代を生きる君たちへ〜平成最後の卒業式を前に

AI時代を生きる君たちへ〜平成最後の卒業式を前に

「平成」が終わり、新たな時代が幕を開けようとしています。



ポスト平成は、単に元号が変わるだけでなく、様々な"技術革新"によって私たちの暮らしや仕事が大きく変貌し、世の中のシステムや常識が大変革を迫られる時代になると予想されています。



【技術革新で実現する夢の近未来】



例えば「AI(人工知能)」。



その発達によって、これまで人間がおこなっていたことの多くをAIが代行してくれる時代がやって来ます。



AIは大量のデータを短時間で処理できるため、人間の脳の構造をモデルにした「ディープラーニング(深層学習)」を重ねることにより急速に賢くなって、やがて人間よりよほど正確で効率良く仕事をしてくれる分野が広がって行くことでしょう。



もう既に、神経の働きをシミュレーションしたニューロコンピューターによって、脳内の神経細胞の働きは一部が再現可能となっていて、20年以内にはコンピューター内のニューロン(脳の神経細胞)の数は人間の脳の数を超えることができ、コンピューターが意識を持つことが可能になると言われています。



Googleの研究者であるレイ・カーツワイル博士は、2045年にはAIの知性が人間の脳を超える「シンギュラリティ」が起きると予想しており、その時点で人類がAIを作る時代は終わり、AIがAI自身を改良し作り出す時代へと移行すると予測しています。



並行して通信の世界では、現在使われている「LTE」の1000倍の容量、100倍以上の通信速度が可能となる「5G」の時代が到来します。



大容量・超高速で情報が伝達され、あらゆるモノがインターネットにつながる「IoT」社会が実現することにより、遠隔医療や遠隔教育、テレワークなどが可能となって、都市と地方の格差は縮まり、VR(バーチャルリアリティ)によって時空を超えた体験を楽しむことができるようになると期待されています。



生命科学の世界では、遺伝子を思い通りに改変できる「ゲノム編集」が発達して、病気や老化あるいは食糧難といった難題が解決されて行くかもしれません。



【技術革新は新たな難題ももたらす】



ただ、技術革新が進むことによって、世の中に良いことばかりが起きるわけではありません。



新しい技術やアイディアが生まれると、経済だけでなく社会の様々なバランスが変わって、勝者だけでなく敗者も生まれることになります。



誰かの問題を解決するということは、その一方で誰かの新たな問題を生み出すことでもあるのです。



例えば、運転手を必要としない「自動運転」。2025年には一般道路でも走行可能となる車が開発される見込みですが、このようにAIなどの科学技術が発達すれば、これまで人間が行なっていた仕事の多くが機械に取って代わられて行くことでしょう。



実際、野村総研と英オックスフォード大学の共同研究によれば、10〜20年後には日本の労働人口の49%、601の職業が、人工知能もしくはロボットで代替可能であるとされています。



また、機械が何でもやってくれ便利になればなるほど、人は脳や身体を動かす機会が減って、相対的に能力が退化して行くかもしれません。かく言う私自身、スマホを使って何でもググるようになってから、格段に記憶力が衰えたことを痛感しています。



あらゆる個人情報やインフラがインターネットにつながることにより、セキュリティやプライバシーが危機に晒されることも、ある程度覚悟しなければならないことになるでしょう。



遺伝子を自分の都合の良いように書き変えられるゲノム編集技術が発展すれば、容姿も頭脳も体力もあらかじめ人間が望むように受精卵の段階で操作してしまうデザイナーベイビーが、やがて出現するかもしれません。



欲望というアクセルを、理性というブレーキや知性というハンドルでしっかり操作できなければ、君たちの未来はやがて暴走しクラッシュを起こすかもしれないのです。





(後略)




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柴犬 ときはるが行く〜(祝) 作新オリジナル「ランチパック」発売

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明けましておめでとうございます!

時晴(ときはる)です。
 
1月7日、七種ななくさはボクの誕生日。
 
今日で満2歳になりました!
 
って言うわりには、なんかこの写真、ボクにフォーカス合ってないんじゃない?

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そう、ママが撮影してるのはコレ!
 
作新学院のオリジナル「ランチパック」スクランブルエッグからしマヨネーズ風味。

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このランチパック、山崎製パンさんと一緒に作新学院が一年半かけて作り上げたコラボ商品で、元旦から関東一円で販売されています。
 
ランチパックの製作が決まって、作新では約6000名の在校生からアイディアを募集、3750点を超えるたくさんの応募がありました。
 
その中から商品化が決まったランチパックのレシピを考えたのは、なんと小学校3年生の女の子!
 
作新の子どもたちは、みんな「金のたまご」っていうことから、卵を使おうって思いついたんだって。
 
小学生なのに「金のたまご」っていう言葉を知ってるんだから、スゴイよね!
 
“金”と言えば作新学院は、前回のリオ・オリンピックで競泳の萩野公介選手が金・銀・銅3つのメダルを獲得。
 
同じ年に、夏の甲子園大会でも優勝して、「甲子園で金、オリンピックでも金!」を実現できたんだ。
 
ちなみに、からしマヨネーズ風味の“からし”が、金メダルの“金”を表してるんだって。
 
でも、そんな語呂合わせだけじゃなくて、このランチパックとっても美味しいんだ。
 

(後略)


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恭賀新年

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あけましておめでとうございます。

平成の締めくくりとなる年の始め、皆様どのようにお迎えでしょうか。
 
我が家は例年通り、年明けは伊勢神宮への初詣でスタートしました。
 
御代替わりの伊勢神宮は、穏やかな天候にも恵まれ多くの初詣客で賑わう一方、即位式そして大嘗祭と大きな節目を迎える緊張感か、いつにも増して凛とした厳かな清浄に満たされていました。
 
もう20年以上毎年続けている御垣内参拝ですが、最も心臓が高鳴るのは、御正殿に向かい内玉垣御門から二礼二拍手一礼で参拝する瞬間。
 
大御神が鎮座されている御正殿との間には御幌みとばりという薄布がおりているのですが、それが風に靡いて開くと大神様に心が通じたようで、とても温かな気持ちになれるのです。
 
御幌は不思議なことに、風が強い日でも開かぬ時は開きませんし、まったく無風でも柏手を打った瞬間にフワリと開く時もあります。
 
私は父が伊勢出身のため、幼い頃から毎年のようにお伊勢さんに参拝しているのですが、誰に教えられるでもなく、ある時からこの現象に気付き、以来、御幌の動きで大御神の思いを感得するようになりました。
 
今年のお伊勢さんは本当に穏やかで、神宮特有の“神風”も境内にはまったく吹いていなかったのですが、御垣内の玉砂利を踏みしめ御正殿前へと進み、大御神に頭を垂れんとしたその瞬間、フワァーっと御幌が神風に靡き、高くかかげられました。
 
内宮も外宮も揃って、御幌がこれだけ高くかかげられることは滅多になく、天照大御神豊受大御神より、御代替わりにあたりしっかりと国家国民をお守りするようにという強い令が心に届けられた気がしました。
 
今上天皇美智子皇后とともに、戦後営々と築かれた揺るぎなき国民との信頼。
 
その尊い礎に基づく平和主義・民主主義を、たとえ世界がポピュリズムの嵐に席巻されようとも、私たちは神名を賭して次代に守って行く使命がある。
 
そう心定めをさせていただいた、神宮初詣でありました。



(後略)

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